結婚が決まり、初めて目にする結婚指輪。「そもそも結婚指輪っていくらするの？」と気になるところです。
いくら準備をすればいいか、お店に行く前に知っておきたいという方もいると思います。予算で悩んでいる方の参考に、結婚指輪の価格についてお伝えします。
平均価格は○○円！
ゼクシィの結婚トレンド調査2022によると、結婚指輪の平均購入価格は、2人分で27.0万円（全国平均）です。男女別に見ると、男性の平均購入価格は11.9万円、女性の平均購入価格は15.4万円となっています。
女性の指輪はダイヤモンドを入れることが多く、男性よりも高くなる傾向です。
また、年代別に見ると、24歳以下の平均購入価格は24.9万円、25〜29歳が26.4万円、30〜34歳が30.1万円、35歳以上が25.6万円となっています。
このように、結婚指輪の費用はカップルの年齢や予算によっても異なります。あくまでも上記は平均値です。結婚指輪の費用は、お店やデザイン、素材によって変わるので、平均値より予算がなくても焦る必要はありません。もう少し詳しくお伝えするので、予算の目安にしてください。
プラチナとゴールドで価格は違うの？
結婚指輪の素材は、主にプラチナ、ゴールドの貴金属が使われます。
プラチナは、原子番号78の元素、元素記号はPtです。日本語では白金（はっきん）と呼ばれます。見た目に似ているホワイトゴールド、シルバーとは異なる金属で、白く輝く独特の色彩が特徴です。
貴金属の中でも採掘量が少なく希少価値の高い素材です。酸に対して強い耐食性があり、日常生活で変色することがないので、生涯着ける結婚指輪に最適な素材と言えます。
プラチナ100%の純プラチナは柔らかくジュエリーには不向きなので、硬度を高めるために95%や90%のプラチナにパラジウムやルテニウムを合わせたPt950やPt900が結婚指輪に使われています。
また、プラチナは比重が高く、ゴールドの指輪に比べて重いのが特徴です。
右：幅2.5mm 89,650円
右：幅2.0mm 85,800円（ダイヤモンド3石成約特典）
ゴールドは、原子番号79の元素、元素記号はAuです。日本語では金（きん）と呼ばれ、装飾品として人類が利用した最も古い金属と言われています。金は展性・延性（素材が破断せずに柔軟に変形する限界）に優れていて、最も薄く延ばせます。しかし、純金（24金）は耐久性に欠けるため、75%の金に硬度や耐久性が高い銅や銀等を混ぜて18金にして結婚指輪を作る事が一般的です。合金にすることにより、ピンク、イエロー、グリーン、ホワイトなど様々な色合いを表現することができます。
左：幅2.8mm 104,940円（ダイヤモンド成約特典）
右；幅2.5mm 97,350円（ダイヤモンド成約特典）
左：幅2.8mm 108,240円
右：幅2.7mm 118,910円（ダイヤモンド3石成約特典）
現在、プラチナとゴールドの地金相場は11月平均でプラチナ4,464円、金9,604円で金の方が高くなっています。同じデザインの指輪なら、ゴールドの方が若干高くなりますが、素材による価格の違いはお店によって異なります。
※プラチナ、ゴールドの地金は日々価格が変動します。お店によって値段に違いがあります、ご注意ください。
どちらも幅2.3mm、ダイヤモンド3石を留めた同じデザインですが、プラチナの方が2,200円安くなります。
（ダイヤモンド3石はご成約特典）
デザインによる価格の違い
価格の違いに最も差が出るのがデザインです。
シンプルなデザインに比べて凝った複雑なデザインは高価になります。
使用する金属の量も価格に影響します。幅が細く華奢だったり、厚みの薄い指輪であれば比較的安価で、幅が広く、厚みのある指輪は材料を多く必要とするので高価になります。
ダイヤモンドがあしらわれたデザインはダイヤモンドの数や大きさによって価格が決まります。
その他には、彫りなどの装飾が入ると高価になる傾向にあります。
同じシンプルなデザインの甲丸リングでも、幅が広くなると使用する金属量が多くなるため、
価格が高くなります。
左：110,220円 右：107,690円
左：127,820円 右：125,290円
彫りを入れる場合、指輪代金に彫り代がプラスになります。
まとめ
統計調査で出される結婚指輪の購入価格はあくまで平均であり、選ぶお店や素材、デザインによって価格はいろいろです。結婚指輪を購入する際には、まず予算を決めることが大切です。予算を決めたら、その予算内で気に入った結婚指輪を選びましょう。幅を調整したり、アレンジ次第で予算内でできる場合もありますので、お店のスタッフに気軽に相談してみてください。
オレフィチェリーア高林
静岡県浜松市中区佐鳴台6-26-6
TEL 053-440-1651
