婚約指輪と結婚指輪の重ね付け、失敗しないための6つのポイント

婚約指輪と結婚指輪を同じ指に重ね着けをすると、手元が華やかになり、ふたりの愛の証をいつも身に着けることができます。しかし、重ね付けをするには、指輪のデザインや形状の相性を考える必要があります。重ね付けで失敗しないための6つのポイントを紹介します。

婚約指輪と結婚指輪の重ね着けとは？
重ね着けで失敗しない6つのポイント
まとめ

婚約指輪と結婚指輪の重ね着けとは？

重ね着けとは、婚約指輪と結婚指輪を同じ指に重ねて着けることです。
婚約指輪は「婚約期間中に着ける指輪」というイメージがあります。入籍をすると結婚指輪を着けるため、婚約指輪を着ける機会が少なくなり、寂しいと感じる方もいるかもしれません。そんな時、重ね着けができると婚約指輪の出番も増えていきます。

2本の指輪を重ねることには「永遠の愛を封じ込める」という意味が込められます。挙式の際、結婚指輪の交換の後に婚約指輪を上に重ねて結婚の誓いに蓋をするといった「エンゲージカバーセレモニー」という演出も行われているそうです。
着ける順番は結婚指輪が下になるように先に着け、その上から婚約指輪を重ねるのが一般的ですが、特に決まりはなく、デザインによっては逆になる場合もあります。

重ね着けで失敗しない6つのポイント

1. 結婚指輪との合わせ方

最も考えなくてはならないのが、重ね着け前提で婚約指輪・結婚指輪を選ぶことです。
パートナーと一緒に婚約指輪を選ぶ場合は、自分で選ぶことができるので、重ね着けできるデザインにしたいと事前にパートナーに伝えて選ぶとGoodです。婚約指輪と結婚指輪を一緒に選ぶことができます。

パートナーが選んだ婚約指輪をプレゼントされた場合は、婚約指輪に合わせて結婚指輪を選ぶようになります。婚約指輪をお店に持っていき合わせながら選びましょう。

2. お店選び

重ね着けを前提としたセットリングを展開しているブランドもあります。事前に購入した婚約指輪に合わせて結婚指輪を選びたい場合は、婚約指輪を購入したお店か、婚約指輪に合わせて結婚指輪を製作できるお店を選ぶとよいでしょう。
婚約指輪と結婚指輪を同じお店で選ぶ場合は、婚約指輪と重ね着けができる結婚指輪の用意があるかもしれません。スタッフに重ねて着けたいと伝えればいろいろ提案してくれるので、その中から選ぶのもありです。
婚約指輪に合わせて結婚指輪を作る場合、オーダーメイドができるお店だと婚約指輪の形に合わせて製作してくれるので、ぴったり重なる結婚指輪ができます。婚約指輪を持ってオーダーメイドができるお店に行きましょう。

3. デザインを決める

婚約指輪をよりゴージャスに見せるならダイヤモンドが並んだ結婚指輪を選んだり、マット加工の結婚指輪を選んでクールにみせるのもカッコいいです。婚約指輪がプラチナなら結婚指輪はゴールドにしてカラーを楽しむのもおすすめですが、その場合、違う金属が擦れ合うので、柔らかい金属（プラチナ）の方がキズがつきやすくなるので注意が必要です。
結婚指輪は重ね着けだけではなく単体でも着けることをお忘れなく。重ね着けした時のデザインばかり意識しすぎて、結婚指輪が希望のデザインとかけ離れてしまうことがあります。結婚指輪1本でも着けてみて、好きなデザインか必ず確認しましょう。また、結婚指輪はパートナーとデザインを合わせることが多いです。パートナーの意見を聞きながら決められるといいですね。

4. 隙間の有無や幅のバランスを考える

ストレート×ストレート、Vライン×Vラインなど、婚約指輪と結婚指輪の形を合わせるとバランスがとりやすくなります。ウェーブ×ストレートなど、形の違う指輪を合わせると必ず隙間ができます。隙間があっても気にならないくらいであれば形が違ってもOKです。
婚約指輪と結婚指輪の幅は同じぐらいがバランス良く見えます。婚約指輪はメインのダイヤモンドを際立たせるために、アームの部分が華奢なものも多いので、結婚指輪にボリュームを持たせても華やかになりますが、太すぎるとバランスが悪く見えることもあるので注意が必要です。

5. 婚約指輪のダイヤモンドの台座と結婚指輪がぶつからないようにする

メインのダイヤモンドの位置が高い婚約指輪なら、高さがあるので結婚指輪に当たる事がありません。しかし、近年では普段使いしやすいようにダイヤモンドの高さを低く抑えた婚約指輪が主流です。ストレートの婚約指輪ならV字の結婚指輪など、ダイヤモンドの台座にあたらないデザインにすると台座にキズや凹みができないのでよいでしょう。