こんにちは、浜松の結婚指輪・婚約指輪専門店Oreficeria高林の須合です。
我が家は昨年、第一子となる長男が誕生し、家族３人での初めてのお正月を迎えることができました。
みなさんはどんなお正月を過ごされたのでしょうか？
さて、普段商品を購入する時、8割～9割が既に出来上がっている物、すなわち既製品を購入していますよね。
既製品以外にはセミオーダーがあります。
セミオーダーで購入される代表的な物と言えば車です。
車種を決め、ボディーカラー、ナビなどのオプションをある程度決められた枠の中から選んで決めます。
フルオーダーで購入される代表的な物と言えば注文住宅の一戸建てです。
間取りやキッチンにお風呂、壁紙、屋根など全て自分で決めて、理想の家が出来上がります。
普通に生活していてセミオーダー特にフルオーダーで物を購入する機会ってほとんどないですよね。
実際に頼もうと思ってもどうしたら良いのか、どのお店に頼んだらよいかなど、分からない事が沢山あると思います。
そこで今日は結婚指輪のオーダーメイドについてお話したいと思います。
結婚指輪を購入する時、いくつかオーダー方法があるのをご存知ですか？
大きく分けて既製品、セミオーダー、フルオーダーの３つです。
まず、既製品です。
店頭に並んだ指輪を購入する、または、そのデザインと同じ指輪を注文する。
量産するのに適していて納期も比較的短く出来ますが、全てのデザインのサイズ違いの在庫を揃えているわけではないので、成約してその日にすぐ持ち帰ることができるお店は少ないと思います。
次はセミオーダーです。
素材を変えたり、ダイヤモンドを追加するなど既存のデザインに少しアレンジができます。
セミオーダーなので、大幅なデザイン変更はできません。どの範囲まで変更可能かはお店によって違います。
最後にフルオーダーです。
素材からデザインまですべて自分好みに作ることができます。オリジナルなので世界にひとつだけの結婚指輪が出来上がります。
このうち、Oreficeria高林はセミオーダーとフルオーダーに対応しています。
セミオーダーはお店にあるサンプルデザインを基に、より自分好みのデザインになるように変更や追加などのアレンジを加えます。
工房があって、指輪を作る職人と直接打ち合わせができるオーダーメイドのお店なので、セミオーダーでも幅広いアレンジが可能です。
実際、どんなアレンジができるのか見ていきましょう。
【素材の変更】
こちらは板チョコレートをイメージしたデザインの結婚指輪です。
プラチナで作製した結婚指輪をイエローゴールドに変更しました。
【ダイヤモンドを追加する】
ピンクゴールドで作製した、人気のリボンデザインの結婚指輪です。
リボンのサイドにダイヤモンドを4石ずつ、合計8石追加して豪華なリボンリングになりました。
【カラーダイヤに変更する】
お好きな色のカラーダイヤをお選びいただけます。
７石のダイヤモンドのうち、２石をペリドットカラーに変更しました。
【ミル打ちを追加する】
ストレートのリングに斜めのカットラインを入れた結婚指輪。
斜めのカットラインの部分にミル打ちを入れました。
ミル打ちが入るだけで印象が変わります。
【彫りを追加する】
K18ピンクゴールドとホワイトゴールドのシンプルなＶラインの結婚指輪。
縁起がいいとされる唐草模様の彫りを追加しました。
【テクスチャ―を変更する】
指がスッキリきれいに見えるＳラインの中央を男性用は木目風のツヤ消しで仕上げました。
男性用は縦筋が目立つ荒いツヤ消しに変更しました。
女性用もダイヤモンド→勿忘草（ワスレナグサ）の彫りにチェンジ。
【ストレートをインフィニティ（無限∞）のラインに変更】
リングの表面を金づちで丁寧に叩いてたくさんの面を作る鎚目（つちめ）模様。
叩く強さなどによって二度と同じ模様はできない、まさに一点ものです。
光の当たり具合で表情が変わり、存在感があるデザインです。
指輪全体をインフィニティ（無限∞）の形に曲げたラインに変更しました。
インフィニティは着け心地がいいと好評です。
いかがですか？
オーダーメイドではないお店は基本となる指輪を作製し、それを大量生産する鋳造がほとんどなのでストレートのラインをＳラインに変えるなどの変更はできないことが多いと思います。
Oreficeria高林はお客様一人ひとりのご希望に合わせて作るため、セミオーダーでも幅広いアレンジができるのです。
ちょこっと変えるだけでもふたりだけのオリジナルの結婚指輪が出来上がります。
今日ご紹介したのはアレンジの一例です。
お店では今まで作製した指輪の写真などを見ながらいろいろなアレンジをご案内しますので、オーダーメイドに興味がある方はぜひ一度ご来店ください。
お待ちしております。
次回はフルオーダーについてお話します。
