どう選ぶ!?婚約指輪のダイヤモンド~カラット数~

ダイヤモンドには4Cという品質を評価する基準があります。これはCarat(カラット)Color(カラー)Clarity(クラリティ)Cut(カット)の頭文字が全てCから始めるため4Cと言われています。

  • Carat(カラット) …ダイヤモンドの重さを表す単位です。カラット数が大きいほどダイヤモンドの価値は高くなります。1ct=0.2gです。
  • Color(カラー)…ダイヤモンドの色を表します。D~Zまでのアルファベットで評価され、Dが最も無色であることを示します。無色に近いダイヤモンドほど価値が高くなります。
  • Clarity(クラリティ)…ダイヤモンド内部のインクルージョン(内包物)の有無や傷の程度を評価する要素です。内包物や傷が少ないほどダイヤモンドの価値が高くなります。
  • Cut(カット) …ダイヤモンドのカットの品質と輝きを評価する要素です。カットが優れているほどダイヤモンドの輝きが美しくなります。

今回はこの中から『カラット』についてお話します。
カラット数は大きさを表す単位だと思われがちですが、実は重さを表しています。ですが、カラット数が大きくなるにつれて直径も大きくなるので、大きさの目安になります。
婚約指輪で選ばれているカラット数は0.2ct~0.3ct未満が最も多く、次いで0.3ct~0.4ct未満が人気です。(ゼクシィ 結婚トレンド調査2022調べ)
購入後に後悔しないように、どうやってカラット数を決めたらよいかをお伝えします。

どう選ぶ⁉婚約指輪のダイヤモンド~カラット数~

【0.1ct】約3.0mm(ダイヤモンドの直径は同じカラット数でもカットにより変わるため、おおよその目安になります)

華奢なリングに合わせやすく、ゴージャスよりもかわいらしさを求める方におすすめです。
宝石の高さも低いので普段使いしやすいです。モチーフ系など特徴的なデザインに添えるダイヤモンドとしても合わせやすいサイズです。

【0.2ct】約3.8mm

購入される方が最も多いサイズです。華奢なアームやシンプルなデザインが合い、かわいさと上品さも兼ね備えています。

【0.3ct】約4.4mm

存在感もあり、華やかな指元を演出してくれます。シンプルなデザイン、サイドストーンをあしらったデザインなどどんなデザインとも相性が良いのも魅力です。

【0.4ct】約4.8mm

輝きも存在感も充分あり、0.3ctでは小さいけど0.5ctは大きすぎるという方にちょうどいいサイズ感です。0.5ctと比べてリーズナブルな価格も魅力です。シンプルなアームでダイヤモンドを際立たせるだけで素敵になります。

【0.5ct】約5.2mm

ゴージャスな見た目で華やかな指元を演出できるサイズです。大きくなると光を取り込む量も多くなり、贅沢な輝きで特別感もあります。ダイヤモンドが主役になるのは、一粒タイプのデザインやサイドに小さなメレダイヤがセットされたシンプルなデザインです。サイドにたくさんのメレダイヤを並べればより豪華な印象になります。


ダイヤモンドのカラット数を選ぶ時のポイントをまとめました。

手のサイズやパートナーの雰囲気に合わせて選ぶ
手の小さい方やかわいらしいデザインを好む方は小さめのダイヤモンドが合います。ダイヤモンドの大きな輝きを楽しみたい方やゴージャスな雰囲気が好きな方は大きめのダイヤモンドがおすすめです。

ご予算やデザインに合わせて選ぶ
カラット数以外の品質で価格は変わりますが、同じ品質であれば大きいほど価格は上がります。無理のない範囲で選ぶことが大切です。
デザインによってはそのデザインが最も美しく見えるダイヤモンドの大きさがあります。気に入ったデザインがあればそれに合うサイズのダイヤモンドを選ぶのが良いでしょう。

将来のことも考え、少し大きめを選ぶ
年齢を重ねた手はしわが増え節が目立つようになり、大きめのダイヤモンドも似合う手になってきます。長く愛用したい場合は今の気持ちより少し大きめのサイズを選ぶのがおすすめです。

オレフィチェリーア高林
静岡県浜松市中区佐鳴台6-26-6 TEL053-440-1651

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