こんにちは(*^▽^*)浜松の結婚指輪・婚約指輪専門店Oreficeria高林の須合です。
気温がぐっと下がって浜松でも一桁台になる日が多くなってきました。
北海道辺りではダイヤモンドダストも見えるのでしょうか?
そこで今回は、結婚指輪にダイヤモンドをオススメする理由をお伝えします。
最近はダイヤモンドが入った結婚指輪が多く販売されていますよね。
他の宝石ではなく、なぜダイヤモンドを使うのでしょうか。
ダイヤモンドとは炭素の結晶です。
なんと鉛筆の芯にも炭素が使われています。
地下150km以上深い所の高温高圧下のマグマ内で結晶化し、
その後、火山活動によって地表近くにまで押し上げられた結果、
私たちの手元に届くようになりました。
そんなダイヤモンドは非常に硬さがあるために、キズがつくことがなく、
常に身に着けている結婚指輪にオススメできるのです。
ここでお伝えする硬さとは、ドイツの鉱物学者フリードリッヒ・モース博士が考えた
モース硬度の事を言います。
モース硬度は、「ある物で引っかいたときの傷のつきにくさ」を10の基準宝石を使って判定しています。
叩いて壊れてしまうかどうかを判定する事ではありません。
モース硬度が10段階ある中で一番硬いダイヤモンドは普段の生活でキズがつく事がないため、
キズによって白く濁ることもありません。
使っているうちにダイヤモンドが輝かなくなることがありますが、
それは汚れがついているだけなので、長い年月がたっても洗う事でいつでも輝きが取り戻せます。
ダイヤモンドは硬くてキズがつかないから結婚指輪にオススメだということがわかりました。
では、なぜ他の宝石は結婚指輪にむかないのでしょうか?
ダイヤモンドの次にモース硬度が高いのが、ルビーとサファイヤです。
モース硬度9のこの2つの宝石は、実は同じコランダムという酸化アルミニウム鉱物なんです。
コランダムの中で赤い石だけをルビー、それ以外をサファイヤと言います。
だからサファイヤにはブルーだけではなく、ピンクやホワイトなどいろいろな色があるんです。
モース硬度9なら硬い方だからルビーやサファイヤも結婚指輪に入れても良いんじゃないの?と思いますよね。
ですが、モース硬度10と9の間には大きな差があり、
ルビーやサファイヤでもキズがついて白くなったり、欠けてしまう事があります。
結婚指輪に誕生石を入れたいというお客様がいらっしゃいますが、
誕生石によっては非常に柔らかい石もあるので初めはきれいでも、
長い間身に着けているとキズがついてくすんでしまう可能性もありますよとお話させていただいています。
どうしても入れたいという方にはリングの内側に入れるのがオススメです。
内側であれば硬い物に当たることがないのでキズがつくこともありません。
このようなアドバイスをしていますが、
仕事柄普段は着けない、指輪したまま家事をしないなどというお客様は、
表面に石を入れてもいいかもしれませんね。
着用状況や身に着ける頻度は人によって様々です。
自分の場合はどうかな?と考えて結婚指輪を選んでくださいね。