浜松の結婚指輪・婚約指輪専門店Oreficeria高林です。
初めて結婚指輪を選ぶ時は「この指輪を一生大切にしよう」と考える方がほとんどだと思います。
私たちも一生身に着けることを考えて、耐久性やデザインのアドバイスをします。
しかし、数年もしくは十数年たってデザインに飽きてしまったり、
生活環境の変化など様々な理由で結婚指輪を作り替える方もいます。
指輪やネックレスなどの地金やついている石を利用して
新しいデザインに作り替えることをリメイクまたはリフォームといいます。
先日、静岡市からお越しいただいたお客様も結婚指輪の作り替えでした。
プラチナの結婚指輪2本、K18のリング2本、ネックレス1本をお持ちいただき、
これらを溶かして新しい結婚指輪を作製します。
(ご希望のお客様にはお持ちいただいたジュエリーの写真を撮って差し上げています。
記念のジュエリーは思い出と共に写真に残しておいてください)
出来上がった指輪がこちら↓
2本ともリングの表面を金づちで叩いたような鎚目(つちめ)模様を施し、
全体をマットに仕上げたデザインです。
リングの表面に無数の凹凸があるので光の当たり具合で表情が変わります。
ご主人様の指輪はお持ちいただいたプラチナの結婚指輪2本を使って、幅5mmで作製。
奥様の指輪はお母様から譲り受けたK18のリング2本とネックレス1本を使って、幅7.5mmで作製しました。
製作途中の指輪をご自宅に送って、フィッティングをしていただきました。
指輪ご返送の時にお客様がうれしいお言葉を書いてくれました。
現時点でとても素敵なリングですね。
夫婦で箱を開けた瞬間「これだ!」と一目で気に入ってしまいました。
何より結婚指輪が生まれ変わってまた主人の指に戻ってくれたことが本当に嬉しいです。
母の古いネックレスなどが生まれ変わって私の所に来てくれて感激です。
母が「役に立ててよかった」と言ってくれました。仕上がりが楽しみです。
お母様の使わなくなったジュエリーがカタチを変えて娘さんの手元へ。
お母様にも喜んでいただけてよかったです。
ヨーロッパでは親から子へ、子から孫へと大切にされてきたジュエリーを代々受け継いでいく
Bijou de famille(ビジュードファミュ)という伝統があるそうです。
日本でも最近、お子様が結婚される時にご自身の婚約指輪を渡して、
そのダイヤモンドを使って新しいデザインの婚約指輪を作る方が増えてきました。
譲り受けたジュエリーのリメイク/リフォームは形を変えて想いや絆も伝えていくんだなと思いました。
今回、静岡市から浜松にある当店へお越しいただいたお客様。
ついでに8月に浜松にオープンしたコストコも行かれるそうです。
県内初オープンということで、ちょっと遠方の方も浜松に足を運んでくれたらうれしいです。
コストコに行ったことがなかったので一度はどんなものか見てみたいと興味をそそられ、
我が家もついに会員になってしまいました!
今では月2回ぐらいのペースで行ってます。
行くたびに会計1万円超えは恐ろしいですが(^^;)
コストコでしか買えない物もあるのでとりあえず1年間は楽しんで
次回更新するかはじっくり考えたいと思います。
以上、リメイク/リフォームのお話からコストコの余談でした☆